【パヨク悲報】１０万人が来場するブラジル・サンパウロの日本祭りで安倍元首相に黙祷

サンパウロで日本祭り、3年ぶり　安倍元首相に黙とうも

【サンパウロ=宮本英威】ブラジルのサンパウロで日本の文化や食を紹介する「日本祭り」が15～17日の日程で開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で過去2年は中止となっており、開催は3年ぶりとなった。最大都市のサンパウロでも大規模な催しの1つで、今年は10万人以上の来場を見込んでいる。

ブラジル日本都道府県人会連合会（県連）の主催で、今年が23回目となる。16日の開幕式で県連の市川利雄会長は「日本文化をブラジルに伝える場を再開できてうれしい」と喜んだ。式典の冒頭には新型コロナの犠牲者や8日に銃で撃たれて死亡した安倍晋三元首相に黙とうをささげた。

会場では日本各地の郷土料理を提供する屋台や日本企業のブースに多くの人々が訪れてにぎわった。アニメのキャラクターのコスプレで来場した人も目立った。

サンパウロは日本国外で最大の日系人社会がある。1908年に最初の移民船「笠戸丸」がサンパウロ州に到着し、約25万人が渡航した。現在はブラジルに推定200万人の日系人が暮らしている。

安倍氏は2014年にブラジルを含む中南米を歴訪したほか、16年のリオデジャネイロ五輪の閉会式にはゲームキャラクターの「スーパーマリオ」にふんして登場して話題となった。ボルソナロ大統領は安倍氏の死去を受け、3日間の服喪を宣言して、全国で半旗が掲げられた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN170100X10C22A7000000/