【在日三世】 日米韓「三首脳会談」のウラで、日韓の「老害問題」が浮上してきた 「反日」「反米」「親中」の大失敗

・韓国と日本の「老害問題」
　いつも思うが、なぜ多くの人はあるところで学びを放棄してしまうのだろうか――。

　歳を積み重ねたというが、プライドが先走り、学ぶべきことから逃げている様にも見える。
韓国もそうだが、日本でも、将来を見据えて新しいことをしようと誰かが言いだした時、必ず「老害」が出てくる。

　私の会社の後輩パートナーも、日本で製麺業をして、早い段階でISO、HACCPを取得したが、
組合幹部からは「いらんことするな！」の一言で済まされたと怒り狂っていた。
数年後、取引百貨店からISO、HACCPの取得を言われて、組合所属の製麺所は資格を取ることになったが、
いまだに幹部たちはISO、HACCPがどういうものかすら理解してないという。

　取引先が「必要」と言うから取るということだけで、頭の中の理解は終了しているのだ。

　経済の世界でも、政治の世界でも、単純にこういった人たちが権力者になって、会社や国を支えているのかと思うと、
もどかしくてしょうがないのだ。それは韓国でも似た様なジレンマがある。

・なぜか“偏る人たち”の事情
　これだけ情報過多社会の中、日本に比べて中高年のスマホに関しては圧倒的に韓国のほうが使いこなしている。

　にもかかわらず、なぜ日韓の歴史に疑問を持たないのか不思議だったのだが、
国民の90％が“同じような検索をして同じような情報しか見ていない”と知って納得したのだった。

　韓国のネット上には、左派思想者たちがせっせと上げているので歪曲情報がたくさん積み上げられている。
それでも近年、保守派支持者たちが修正を懸命に行っているが、それでもまだ歪曲情報は山の様にある。

　だから最近は、私は議論をしてくる韓国人に「せめてGoogleでもっと検索して、考えてから、話してくれ」と言い続けているのだ。

・日米韓「三首脳会談」のウラで、いま起きていること
　話を元に戻して、韓国では尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の勇気ある正論、発言をキッカケに、
国民がこれまで信じさせられてきたことに「疑問」を持ち始めている。

　だからいま日韓関係は着実に「前進」してきているし、アメリカで日米韓三首脳が会談するような機会もできてきた。

　そうした中にあって、韓国野党の『共に民主党』の様な人たちは一向に学ぼうとしない典型だろう。
何とかして良くしようという動きに対して、自分たちの利権が絡まないと動かない韓国野党の姿には呆れを超えて、怒りを覚える。
この期に及んで、文在寅政権から続く左派勢力は「反米」「親中」を叫び始めているのだから、もはやその姿は哀れにしか映らない。

　もちろん「老害問題」とはいっても、決して年上を敬わなくて良いという話ではない。
私の先輩たちも、私の記事を見て意見を述べながら、自分も学ぼうという諸先輩も多い。
中には社会的権力を持っている先輩もいるが、共通してみんなこの国を良くしようといまも学んでいると私は思う。

　さらに、こんな社会光景、体制はどこの国に行ってもあるだろうが、重要なのは我々が気づき、考えるキッカケを、
最近では若者たちが作ってくれているということなのだ。
若者が気づき、動き始めて、そこから我々は学び、賛同できることならばプライドを捨て、
その若者を支える(応援)ことが我ら歳をとった先輩の役割なのではないかと思える。

　私も含めて「老害」はいつまでもそのくだらないプライドがこの国の未来(将来)を閉ざしていることに、
まずは気づくべきと強く感じてしまう。
ー後略ー
豊 璋（在韓国コンサルタント）

9/9(土) 7:34配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8fc694dc7c424ced6fd8c166976a3b9c366c27