【大阪市】ＩＲの賛否を市民に問う「住民投票条例案」　自民市議団が提出　維新と公明が反対→松井「必要ない」自民を「無責任」と批判

大阪府・市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）の計画について、自民党大阪市議団は１日、市民を対象に賛否を問う住民投票を実施するための条例案を、２月１０日開会の市議会に提出すると発表しました。

　一方、維新や公明といった他の主要会派は住民投票の効果に懐疑的で、条例案は反対多数で否決となる見通しです。

　ＩＲをめぐっては、建設予定地となる大阪市の人工島「夢洲」で土壌汚染などが見つかり整備費用として新たに約７９０億円が追加でかかることが判明。

　去年１２月、市が費用負担をすることが決まっています。

　これについて、自民党大阪市議団の北野妙子幹事長は１日、「ＩＲの整備をめぐって市民の費用負担がどれくらい膨れあがるのか不透明な部分が多い」と指摘。

　ＩＲの誘致前にメリットとデメリットを明らかにし、住民の合意を形成するひとつの手段として住民投票が有効だとして、２月１０日に開会される大阪市議会でＩＲ誘致の賛否を問う住民投票に関する条例案を提出すると発表しました。

　北野幹事長は「党としてＩＲを推進する立場にあるが、大阪で計画されているＩＲ誘致についてはいろんな疑義があり会派として賛否を決することができない」としています。

　一方、住民投票の実現には大きなハードルも。

　自民は市議会で議席数が単独過半数に満たないため、条例案を可決させるためには他会派から理解を得る必要があります。

　しかし最大会派の維新は住民投票に否定的で、公明は「これまで議論してきたのでこの時期にやらなくてもいい」と条例案に反対する方針です。

　また松井市長もこれまでの知事・市長選挙などでＩＲの実現を公約に掲げ民意を得てきたとし、「今回の住民投票は（結果に）法的根拠があるわけでもないので、必要ないと思っている」とコメント。

　また、自民市議団に対し、「自ら（賛否を）判断することを逃げたいためだけの住民投票なら無責任きわまりない」と批判しています。

　府・市は１月以降、住民向けの説明会や公聴会を開いていて、２月に開会される府市の両議会で「区域整備計画案」の議決を得た上で、４月までに国に提出する方針です。

　自民大阪市議団は、今回の定例市議会が住民投票の実施を判断する最後の機会だとして、他の会派に協力を働きかける方針ですが、条例案は反対多数で否決される見通しです。
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_13861.html

日本のカジノなんか、客はあまり来ないだろ。

大阪自民いい加減だなw

創価学会とパチンコ業界は近いからな。