- 1 : 2021/04/06(火) 15:00:42.86 ID:2Cm29ePf9
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第1次世界大戦でイルチス砲台を制圧して青島を占領し、任務の合間に握り飯を頬張る日本兵たち(大正3=1914年11月17日)/(C)共同通信社20世紀前半の「戦争」の時代をどう受け止めればいいのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/287484山県有朋の議会は明治23(1890)年11月25日に召集されたのだが、その時の歳出予算は8300万を超えている。その内訳は徹底した軍備費で占めていた。施政方針演説でも、国家独立自衛の源は主権線として断固守り、その防備のために利益線が必要だと強調した。さしあたり朝鮮、中国の一部を利益線として守らなければというのであった。軍事費がなによりも必要だというのであった。
第1回の議会でのこの演説に耳を傾けたのは300人の代議士たちだが、この意味があまりわからず、真面目に聞いた者はいないそうだ(松本清張「火の虚舟」)。しかし結果的にこれは日本が帝国主義の道を歩むと宣言したに等しい。実際に日本は日清戦争、日露戦争、そして第1次世界大戦とほぼ10年おきに戦争を行い、利益線を主権線に固めていった。その分だけ利益線は外縁に広がっていったのである。中国本土、ロシア領、さらには南方要域といった具合である。
以前、このシリーズで中国国民党軍の指導者でもあった蒋緯国(1990年代当時、台北の陸海空三軍大学の学長)の証言を紹介した。「侵略する軍隊は心理的に追い込まれ、崖から落ちるまでとにかく直進するのです」という言である。その意味は近代日本の軍事指導者の心理に重ね合わせるとよく理解できるのである。
たしかに日本軍はつかれたように軍事のみで歴史をつくろうと試みていた。外縁に広がった利益線を、やがて生命線(生存圏の拡大)と評していき、それを守る、いやさらに膨張させるというのが、第1次世界大戦、第2次世界大戦と向き合った時の日本の姿勢であった。その構図はドイツとまったく同じ形であった。日本が第1次世界大戦では連合国側に、第2次世界大戦になると枢軸国側に身を寄せたのは、こう考えると極めてわかりやすい。
このねじれそのものが近代日本の国家像である。そして、とあえて付け加えておこう。第2次世界大戦後はつくるべき国家像を見失ってしまったために、戦勝国の示したモデルタイプに向かって努力を続けることになった。さてこうした歴史的な俯瞰図を確認した上で、20世紀前半の「戦争」の時代を、私たちはどう受け止めるべきかを考えていくことにしたい。第2次世界大戦の終結から76年を経て、新しい見方を持ち込むことで、私たちが生きている「今」が見えてくるように思うのだ。 =つづく
- 2 : 2021/04/06(火) 15:01:28.10 ID:O397wOxR0
- アメリカに勝てると思った馬鹿がいた
- 15 : 2021/04/06(火) 15:06:56.55 ID:9/FBqkGq0
- >>2
朝日新聞「弱腰東條、勝てる戦を何故やらぬ、日米戦わば必ず勝つ」 - 19 : 2021/04/06(火) 15:08:00.50 ID:DDZUi5Sj0
- >>2
なにを仰る
アメリカに勝てると思っているやつなんて誰もいなかったのに対米戦争を始めちゃったというのが実態ですよ - 3 : 2021/04/06(火) 15:02:53.14 ID:qhA49EiO0
- ヒロヒトと上級のために一般国民は犬死に
- 4 : 2021/04/06(火) 15:02:56.76 ID:yc3RatFR0
- 現代の価値観で語るなよ。
- 5 : 2021/04/06(火) 15:03:11.42 ID:rZOLgbHO0
- はぁ、さいですか
- 6 : 2021/04/06(火) 15:03:17.32 ID:FzcJ3/Yj0
- 本土が焦土になるまでやった連中はマジ頭おかしい
無条件降伏なんてしなくて済んだのに - 7 : 2021/04/06(火) 15:03:59.70 ID:jEfdZJW20
- パリは燃えているか
- 8 : 2021/04/06(火) 15:04:14.70 ID:U/J9FljK0
- 原爆はダラダラと戦争やり続けた日本のせい
自業自得 - 10 : 2021/04/06(火) 15:05:20.88 ID:yc3RatFR0
- >>8
市民の虐殺は戦争犯罪 - 9 : 2021/04/06(火) 15:04:34.07 ID:ROkvh/LF0
- くだらんな
弱肉強食の時代で軍事を重視するのは
当時としては当たり前 - 28 : 2021/04/06(火) 15:12:50.47 ID:7LrWBLVHO
- >>9
時代背景だけではない
不平等条約の改正にも触れない駄文
読む価値なし
こんな記事で印象操作や洗脳出来ると思ってる低能が日本の愚民化に取り組んでるw - 12 : 2021/04/06(火) 15:05:34.86 ID:GyYMoS5/0
- (ひ)<そして今はアメリカの奴隷 意味のない戦争だよ
- 13 : 2021/04/06(火) 15:06:18.25 ID:ZTVV/fJ70
- アジアから白人を駆逐した歴史であります
- 14 : 2021/04/06(火) 15:06:47.34 ID:fgEsvyOx0
- 100年前の連中がやらかしたことなんか知らんがな
- 16 : 2021/04/06(火) 15:06:59.64 ID:Fuvblp+Q0
- 保阪正康とか半藤一利みたいな日本陸軍が悪い系論客のせいで
マスコミや一般国民の加害責任意識がゼロになった - 17 : 2021/04/06(火) 15:07:16.74 ID:7LrWBLVHO
- 武力は守るために奮うもの
その点で間違えていないので、日清日露までは軍備拡張で問題ない
間違えは大正あたりだけどな - 18 : 2021/04/06(火) 15:07:37.95 ID:MqaeH59U0
- 過去に起こったことを小難しくゴチャゴチャっと考えて、現在と大きく関連付けようとする左翼報道
- 20 : 2021/04/06(火) 15:08:14.26 ID:CXdHZ0im0
- ん
- 21 : 2021/04/06(火) 15:08:43.54 ID:jEfdZJW20
- 山縣有朋は対外戦争なんてやりたくなくてロシアには絶対勝てないと言っていた
>>1で悪の権化みたいに書かれているし実際軍閥作ったり猟官運動頻発したりしたけど
明治の元勲は山縣有朋しかり井上馨しかりいい面も悪い面も併せ持っている
高杉や坂本が生き残っていたら今のように美化されておらず小説の主人公は別の人になっていたであろう - 22 : 2021/04/06(火) 15:08:50.70 ID:DGVoUjaC0
- 根底にはアホ右翼の、日本は神の国だから絶対に負けないと言う根拠のない思い込みがあった
日本会議など全く同じ思想だから、日本が先進国で居たければ、こう言うキチゲェ連中は国会からも排除して行くべきだな - 23 : 2021/04/06(火) 15:09:32.94 ID:Fuvblp+Q0
- >真面目に聞いた者はいないそうだ(松本清張「火の虚舟」
当時生まれてない小説家の言を鵜呑みにするなよ
- 24 : 2021/04/06(火) 15:10:17.51 ID:zIiC6NMZ0
- あんなあ、日清日露は無謀じゃなくて太平洋戦争は無謀だったという考えは結果を知ってるからであって、
日清日露も結構無謀な戦いだぞ
特に日露は太平洋戦争より彼我戦力比は厳しいと言わざるを得ないよ - 25 : 2021/04/06(火) 15:10:42.16 ID:R5unB4N10
- そういう時代だったってだけでは
今の投資がー言ってるのと同じで
殺し合いが儲かった - 26 : 2021/04/06(火) 15:11:02.83 ID:jCK+iMfw0
- その結果白人様の犬になりましたとさ
めでたしめでたし - 27 : 2021/04/06(火) 15:11:35.24 ID:1nfGZjZt0
- 戦犯ウヨキチ
- 29 : 2021/04/06(火) 15:13:06.70 ID:lZ1Kunrp0
- 戊辰日清日ロ日中太平洋同じくくりでいいよ、もう
はるか遠い時代 - 30 : 2021/04/06(火) 15:14:23.83 ID:gL+MjpuY0
- 時代を遡って過去を断じるのは意味がない
負けたのが悪い - 31 : 2021/04/06(火) 15:14:50.49 ID:zIiC6NMZ0
- なんかチープな記事だなと思ったら日刊ゲンダイで書いてるの左翼の保坂かw
納得 - 32 : 2021/04/06(火) 15:14:54.70 ID:UfS8AVG60
- 昔 アメリカと戦争したら負けるのがわかってても既定路線なのでやるしかない
今 五輪やったら感染爆発がわかってても既定路線なのでやるしかない
- 33 : 2021/04/06(火) 15:15:01.43 ID:vp5a1Gxx0
- 日露戦争を、戦果はあのままでもっと甚大な被害を出していれば
以後戦争で解決する事にもっと慎重になってたはず。
特に日本海海戦で味方艦の半数以上の損失と東郷が戦死していれば
アメリカからの警戒も薄れたろうし、軍縮会議の時に老害東郷のせいで海軍が分裂する事も無かった。 - 34 : 2021/04/06(火) 15:15:46.68 ID:UmbWE5Sa0
- 映像の20世紀
- 35 : 2021/04/06(火) 15:16:18.10 ID:MCq5Qizh0
- 帝国主義時代の末期的症状。ほとんどの世界が時代風潮に流された。
時代風潮に逆らって、それを止める意思と力のある国も人間も無かった。それは今も同じだ。
時代風潮とは、現象を二階微分して得られる最大のものだ。
つまり、分断、差別、格差、極右・・・
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