【毎日新聞】改善加速へ歩み寄る日韓　岸田首相、ギリギリの徴用工「痛む」発言

岸田文雄首相と韓国の尹錫悦（ユンソンニョル）大統領は7日、前回からわずか2カ月足らずで再び会談し、日韓関係の改善加速をアピールした。東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、両国間の懸案処理と、連携強化を並行して進める。

予想より早かった訪韓

　「3月の会談では、我々が号令をかけて萎縮ムードを払拭（ふっしょく）して対話と協力を強化することで一致した。それから2カ月足らずの間に、既にさまざまな対話がダイナミックに動き出している」。岸田首相はこの日の会談の冒頭で、3月16日の前回会談以降の関係改善の動きを歓迎した。

　前回の会談では、首脳同士が相手国を相互訪問する「シャトル外交」の再開で合意したものの、岸田首相の訪韓は政府内で「夏ごろ」との観測があった。今回の訪韓は「予想より早い」（外務省関係者）と受け止められている。

　早期訪韓が実現した要因の一つは、日韓関係で最大の懸案とされてきた徴用工問題を巡り、韓国側の対応を日本側が評価していることだ。

　日本は、元徴用工を含む個人や国の請求権問題は「1965年の日韓請求権協定で解決済み」との立場。韓国政府が3月に発表した徴用工問題の解決策はこれに沿った内容で、尹氏は日本側に新たな謝罪も求めなかった。外務省幹部は「話がまとまったのは、謝罪に言及しなかったからだ。日本は謝罪と被告企業がお金を出すこと以外はやりたい」と強調する。

　岸田首相は3月、解決策を評価し「政府は（植民地支配に対する『反省とおわび』を示した）98年の日韓共同宣言を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と表明。7日、尹氏との共同記者会見で、…

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毎日新聞　2023/5/8 06:30（最終更新 5/8 06:30
https://mainichi.jp/articles/20230507/k00/00m/010/166000c

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我々日本人、ドイツを見習わなければならない！
国際社会はドイツを助ける、
なぜならドイツは戦争時の贖罪を続けている！！