【語録】岸田文雄「留学生は国の宝」

「成長も分配も実現する」「インベスト・イン・キシダ」「信頼回復へ火の玉となって」…。１４日、次期自民党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相のこれまでの主な発言を振り返った。

◆成長も分配も実現
「成長も分配も実現するため政策を総動員する」

（令和３年１０月８日、就任後初の所信表明演説で）

◆コロナ対策、慎重すぎるという批判は負う
「岸田は慎重すぎるという批判は私が全て負う覚悟だ」

（３年１１月２９日、新型コロナウイルスのオミクロン株水際対策を巡り記者団に）

◆わが国の宝ともいえる留学生
「新型コロナにより、この２年間、１５万人の留学生が来日を心待ちにしている状況だ。わが国の宝ともいえる留学生が、国民の安心を保ちつつ円滑に入国できるよう、ビジネス客が比較的少ない平日を中心に、空席を活用して優先的に入国できるよう支援する」

（４年３月３日、官邸での記者会見で）

「日本経済は力強く成長を続ける。安心して投資してほしい。インベスト・イン・キシダ（岸田に投資を）」
（４年５月５日、英国・ロンドンの金融街シティーでの講演で）

「卓越したリーダーシップ、実行力でわが国を導いた。思いを引き継ぎ、責任を果たしたい」
（４年７月８日、銃撃され死去した安倍晋三元首相について記者団に）

「国民から懸念や疑念の声をいただいている。党総裁として率直におわびする」
（４年８月３１日、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）と自民党議員の関係について記者会見で）

「政治家になって、やりたいと思うことを実現する、やめてほしいと思うことをやめてもらう。総理大臣は一応、日本の社会の中で一番権限の大きい人なので、総理大臣を目指した」
（５年３月１１日、福島県相馬市の視察先で子供から首相になりたかった理由を問われ）

「国民の信頼回復へ、火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組んでいく」
（５年１２月１３日、自民党派閥のパーティー収入不記載事件について記者会見で）

「政治不信を招いたことは事実だ。自民党総裁としての責任を重く受け止める」
（６年４月４日、不記載事件について記者団に）

「組織の長として責任を取ることにいささかの躊躇もない」
（６年８月１４日、総裁選不出馬を表明した記者会見で）