北海道知事「ホタテはタウリン入っています」岸田首相、ホタテを食べて攻撃力アップか？

東京電力福島第一原発からの処理水の海洋放出で中国が日本産水産物を全面禁輸にし、北海道産のホタテの在庫が増えた問題を受け、
岸田文雄首相は17日、首相官邸でホタテの刺し身を食べ、安全性をアピールし消費拡大を呼びかけた。

【写真】北海道の鈴木直道知事（左から2人目）らの表敬訪問を受け、北海道産のホタテを贈呈される岸田文雄首相（中央）=2023年10月17日午前11時49分、首相官邸、上田幸一撮影

　岸田首相はこの日、鈴木直道知事や冨原亮・道議会議長、道漁業協同組合連合会の阿部国雄・代表理事会長らと首相官邸で面会。
前日にホタテのフライを食べたという岸田首相は、鈴木知事に「ホタテは（栄養ドリンクの成分でもある）タウリンも入っていますので、これから国会も始まると思いますので、いっぱい食べていただいて…」
と新鮮な刺し身を勧められ、二日連続のホタテづくしになった。

　国は9月、処理水放出の対策として、水産事業者などへの総額1007億円の緊急支援策を公表したが、鈴木知事は
「大変ありがたい一方で、（支援策の対象になる）事業の詳細がまだわからなくて不安だという声もお聞きしている」と改善を求めた。
岸田首相は要望を受け、「政府のやり方についてご注文なり、アドバイスなり、いただければと思う」と応じた。（松尾一郎）

https://news.yahoo.co.jp/articles/fedc0de9d8b983cf85d6b77bdc11d157fe0a885a