徳光和夫さん、安倍晋三元首相銃撃で考えたこと「僕らの使命はいかに言葉を大切にして相手に話しかけるか」

7/9(土) 6:08配信
スポーツ報知

　フリーアナウンサーの徳光和夫さんが９日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ！歌謡サタデー」（土曜・午前５時）に生出演した。

　番組では、参院選の街頭演説中だった安倍晋三元首相（６７）が８日午前１１時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で銃撃され、同日午後５時３分に亡くなったことを報じた。

　徳光さんは今回の事件に「まさか平和主義国の日本で名宰相が凶弾に倒れるなんてことは思ってもみませんでした。痛烈に感じるのは銃の所持規制が徹底されていないんです日本は。しかも公衆の面前で蛮行、事件が起きたことで衝撃の大きさは年齢を問わずみなさん相当なものがあるんじゃないかと思います」と明かした。

　さらに「許されるべきではない蛮行ですけれど、じゃあ、これに対して俺たちはどうすればいいかって言いますと、我々は少なくともしゃべって相手に伝えることをなりわいにしているわけですから、言えるのはいかに時間がかかろうとも言葉です。言葉で相手の人の心を動かしたり、やがて世の中を動かす力に持てる、それは言葉しかないわけです。改めてそう思ったんです。それこそが私たちが暮らします社会が、かたい言い方をしますけど民主主義を維持する一翼になるんじゃないかなと思います」と明かした。

　続けて「僕らの使命としましてはいかに言葉を大切にして言霊を大切にして、相手に話しかけるか。相手と互いに向き合って話し合うか。どんなことか起ころうともですね、ではないかなと思いました」とコメントしていた。

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