成田悠輔氏、旧統一教会問題 「誰が大臣になっても避けられない」「自民党の大部分はズブズブ」

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成田悠輔氏、旧統一教会問題「誰が大臣になっても避けられない」「自民党の大部分はズブズブ」

　経済学者の成田悠輔氏が11日、TBS系「サンデージャポン」（日曜午前9時54分）にリモート生出演。世界平和統一家庭連合（旧統一教会）側との関係を指摘されている盛山正仁文科相について言及した。

　「辞任すべきっていう意見はもっともだと思います」と切り出し「仮に大臣をすげ替えられたとしても結局、自民党の誰かが入ってくるじゃないですか。政権は自民党が握っていて、自民党の大部分は、旧統一教会とズブズブだと。何らかの影響があるかもしれないっていうのは、誰が大臣になっても避けられないんじゃないかと思うんですよ」と続けた。

　そして「大臣そのものを替えるべきかっていうのと同じか、それ以上に自民党が政権を握っている間に、裁判とか解散命令の決済に変な圧力がかかってないかっていうことをちゃんと監視していくのが大事じゃないかと思いました」と私見を述べた。

　盛山氏をめぐっては旧統一教会の関連団体から推薦状を受けるに当たり、事実上の「政策協定」となる「推薦確認書」に署名していたと朝日新聞が報道。盛山氏は9日の衆院予算委員会で署名について「正直記憶になく、確認できていない」と述べたが、立憲民主党などは辞任を求めている。

　盛山氏は岸田派出身で、昨年10月、文科相として教団に対する解散命令請求を行った際の当事者。岸田首相は衆院予算委員会で、「身内」でもある盛山氏の更迭を要求されても、一貫して拒否している。