米国防長官が入院非公表を謝罪　前立腺がん手術を大統領にも伝えず

オースティン米国防長官が1日、国防総省で記者会見した。前立腺がんの手術と合併症での入院後初めてとなる会見で、バイデン大統領にがんの診断を伝えず、公表もしなかったことを謝罪した。「職務に空白が生じたり指揮命令系統に危機が生じたりしたことはなかった」と釈明した。

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　オースティン氏は国防総省内をゴルフカートで移動して会見場に到着し、足をひきずるようにして演台に上がった。公表しなかった理由について「診断に動揺した。衝撃だった。率直に言って、最初の直感は、このことを秘密にすることだった」と説明。「私は内向的な人間で、自分の問題で他人に負担をおわせるのは好まない」とも述べた。

　バイデン氏に伝えなかったことについては「米国の大統領ともなればすでに多くのことを抱えている。私の個人的な問題をそこに足すべきではないと考えた。だがそれは間違いだったと認識している」と語り、今後は迅速な報告を徹底するとした。省内では一連の経緯の検証が進んでいる。

　オースティン氏は昨年12月…(以下有料版で，残り745文字)

朝日新聞　2024年2月2日 11時05分
https://www.asahi.com/articles/ASS222W9PS22UHBI00D.html?iref=comtop_7_06

お仕事上の支障を関係者に連絡しなかったことの言い訳がこれって