米FRB、政策金利据え置き　4会合連続、3月利下げは否定的

【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会（FRB）は1月31日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会で、主要政策金利の維持を決めた。金利の据え置きは4会合連続。物価上昇率は縮小傾向にあり、市場の関心は利下げの開始時期に集まっている。パウエル議長は記者会見で、政策金利について「ピークに達している可能性が高い」との見方を示した上で、3月の次回会合で利下げに踏み切る可能性について、現時点では「高いとは思わない」と述べた。

　短期金利の指標フェデラルファンドレートの誘導目標を5.25～5.5％とし、米国債などの保有資産の縮小は続ける。昨年12月の前回会合後に公表した経済見通しでは、年内に3回の利下げを見込む。

　FRBは声明で「（米国の）経済は堅調に拡大している」と指摘。前回までの声明にあった追加の金融引き締めに関する表現を削除し、利下げに向かいつつあることを示唆。一方で議長は、利下げ開始は「物価上昇率2％への道を進んでいると確信できるような、より多くの証拠が必要だ」と述べた。

2024年02月01日 05時28分共同通信
https://www.47news.jp/10469155.html

高い高金利なのにSP500が過去最高を更新とかすご過ぎる