【トランプ前大統領】｢わたしは戻ってくる｣ 支持者らを前にホワイトハウスを取り戻すと誓う

アメリカのトランプ前大統領は3月19日、2024年にホワイトハウスに戻ると誓った。

｢ここにいる全ての人々の支援によって、我々は下院を取り戻し、上院を取り戻し、我々の国を取り戻し、
そして最も重要なことだが、2024年には我々の美しいホワイトハウスを取り戻す｣と
前大統領はアメリカン・フリーダム・ツアーで訪れたフロリダ州フォートローダーデールの集会で演説した。

｢君たちには常にアメリカを第一に考える大統領がいた｣

｢わたしは戻ってくる。我々はかつてないほどに素晴らしく、強くなるだろう｣

この集会でトランプ前大統領は再び、2020年の大統領選で勝利したのは自分だとの誤った主張を繰り返した。

｢我々は2度勝利した。2度目は遥かにうまくやった。我々はもう一度それをやらなければならないかもしれない｣と前大統領は語った。
2020年11月の大統領選ではバイデン大統領が勝利し、2021年1月にその結果は正式に確定した。

2020年の大統領選に負けて以来、トランプ前大統領は"本当は自分が勝利した"との誤った主張を繰り返してきた。
同時に、2024年の大統領選への立候補とホワイトハウスへの帰還をちらつかせている。

2021年には、自分が2024年の大統領選に立候補すれば、共和党の候補指名を容易に勝ち取れるだろうと主張した。

｢立候補すれば、候補指名を勝ち取れると思う｣とトランプ前大統領は出演したFox Businessで語った。

｢わたしの支持率は94、95%だ。保守政治活動会議（CPAC）でも98%だ。立候補すると決めれば、非常に容易に候補指名を勝ち取れるだろう｣

｢わたしが立候補するなら、わたしと対決するつもりはないとほとんどの人間が言っている。いいことだ｣

トランプ前大統領は、2024年の大統領選に正式に立候補するとまだ発表していない。
ただ、少なくともバイデン大統領の就任式以来、立候補の可能性をちらつかせてきた。一方のバイデン大統領は、2024年の大統領選で再選を目指す考えを示している。
https://www.businessinsider.jp/post-252016